お笑い！ 眼科検診

　眼科検診に行ってきました。
　結果は「裸眼：右1.0　左1.5／矯正視力（眼鏡）：右1.5　左1.5」……これ、やっぱり笑うところだよね？
「えっ、その眼鏡、半径60センチ以内がよく見えるように調整されてるんですか。だったら、全然度が合ってませんね。眼鏡をかけても、４メートル先が見えてますよ」
「よ、よんメートル先ですか……。どおりで、最近、目が疲れやすい、と」
　視力を測定してくださった看護師さんとの、お笑いのようなこの会話。矯正しているのは遠視と乱視ですからね。度が合わなくなると、近いものが見えなくなって、どんどん遠いものが見えるようになるんです。５メートル先の、Ｃ字型の環のどこが開いてるかなんて、ちょろいもんです、わっはっは。
　なにせ、つい最近も「あれはなんのビルだろうな」と話を振られて、東京ドームから約１キロ先のジョン○ン＆ジョ○ソンのビルのネオンをはっきり読んでしまい、驚愕されたくらい。もうサバンナとかに住んだほうが有益なんじゃないか、この遠視。眼鏡矯正が入って４メートル先なら、裸眼だったら何メートル先がいちばんクリアに見えてるのよ？


　ついでに遺伝的な構造欠陥も見つかりました。祖母も母もそうですから、「ああ、やっぱり」という感じ。「この欠陥がある人は緑内障になりやすいから気をつけて。とにかく眼圧を上げないこと」と言われましたが、この仕事をしているかぎり、それは無理。しかし、いざとなれば、治療法はあるらしいです。ありがたい情報をいただき、ちょっと安心しました。
　初めて散瞳薬を点眼されて、「おー、これがミステリーによく出てくる、散瞳薬のまぶしさか！」と体感したり、眼球の写真を見て、「すげーっ。動脈より静脈のほうが太いんだ！」と感心したり（パッと見た感じ、卵の黄身の透過写真に似てる）。


　この日の午前中に昨秋からの歯の治療がようやく完了したのですが、今度は眼鏡か…… orz。歳を取るというのはこういうことなのねと、ちょっとブルーになるこのごろです。