Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『アメイジング・グレイス』は歌から始まった大改革の物語

『アメイジング・グレイス』は英国映画です。「アメイジング・グレイス」という歌が抱える歴史といえば、18世紀末の英国を揺るがした「奴隷制度廃止」の政治運動ですね。元奴隷船の船長で牧師に転向したジョン・ニュートンの作詞によるこの賛美歌は、21歳の…

映画『アレクサンドリア』で蒙昧の恐ろしさを知る

キネカ大森にて『アレクサンドリア』と『アメイジング・グレイス』を鑑賞。どちらも歴史を題材にした大作映画です。 『アレクサンドリア』はスペイン映画です。 4世紀、ローマ帝国がキリスト教に席巻される過程で、エジプトのアレクサンドリアではヘレニズ…

あまりにもやるせない、映画『ヤコブへの手紙』

『ヤコブへの手紙』はフィンランド映画です。季節の移り変わりに伴う風景の変化、昼と夜の明暗、天候による雰囲気の激変など、背景がドラマを盛り上げる大いなる装置になっている、映像美を堪能したい映画です。描かれるドラマはなんともやるせないものでは…

映画『クレアモントホテル』は英国独特のコメディタッチの感動ドラマ

キネカ大森で『クレアモントホテル』と『ヤコブへの手紙』を観てきました。キネカ大森の「名画座2本立て」は、単館ロードショーなどで見逃したマイナー映画が2本1300円で観られてしまう、ステキ企画! 水曜日と毎月1日はサービスデ―で、さらに1000円に! …

映画『レッド・バロン』は空を愛した貴公子の物語

『レッド・バロン』は第一次世界大戦で活躍したドイツ軍の若き撃墜王「レッド・バロン」ことマンフレート・フォン・リヒトホーフェン男爵の半生を描いた映画です。昨日、横浜のムービルまで観に行ってきました。丸の内ルーブルでの上映中には行けなかったの…

映画『永遠の愛に生きて』は私的永遠のオールタイムベスト

エドワード・ハードウィックが5月17日に亡くなったと今頃知り、落ち込んでいます。満78歳。グラナダTV制作、ジェレミー・ブレット主演の『シャーロック・ホームズの冒険』の二代目ワトソン役。映画『永遠の愛に生きて』ではC・S・ルイスの兄役。主役を支える…