Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

小包遅配はニュースネタだった!? 「ゆうパックの大規模遅配」

 小包を出そうと思い、いつものように「ゆうびんホームページ」で配達日数を確認しました。7月1日中に集配業務をしている郵便局(支店)に持ち込めば、2日午後に先方へ届けられるとのこと。そこで、少し距離のある集配業務ありの局へ行き、「7月2日14〜16時着」の指定で配達をお願いしました。
 翌日の夜、無事に届いたかなと「郵便追跡サービス」をチェックすると、「7月2日14:05 新東京支店通過」で止まっています。2日の14時にまだ東京に荷物があったってことは、どう考えても指定日時に届くのは無理。でも、遅配の理由もいつ着くのかも不明では先方になんと連絡していいかわからず放置。
 3日朝にチェックすると、先方住所付近の取扱局に到着していたので、「今日中に配達されるのかな」と思ったら、10:35にお届け済みになっていました。


 3、4年前までは「ゆうパック」に限らず宅配の配達日時指定は一応の目安くらいのものでしたが、近年は指定どおりに届くことがほとんど。誤差があっても分単位です。特に「ゆうパック」は、輸送に航空便を使うようになってからは確実に指定日時に届いていたので、このたびの遅配には「私の荷物だけうっかり置き忘れられたんですか?」とかなりムッときたんです。
 そうしたら、4日のネットニュースに「ゆうパックに大規模遅配」の記事が! 7月1日の郵便事業会社(JP日本郵便)による日本通運の「ペリカン便」吸収に伴い、「ゆうパック」の取扱量が一気に増えて配送システムが破綻した、と。



日本郵便では、ペリカン便の吸収で荷物量がこれまでの1日当たり約60万個から、約107万個に増えた。店舗も約7万4千店から約13万4千店に膨らみ、事務量が増えた。最大拠点の新東京支店では、これまで1日平均で約16万個を扱っていたが、25万個に増える計算だったという。」(asahi.com 4日付)
郵便事業会社(JP日本郵便)の宅配便『ゆうパック』で、大規模な配達の遅れが起きている問題で、鍋倉真一・日本郵便社長が4日に記者会見し、配達が遅れた荷物は1日から4日までに約26万個にのぼることを明らかにした。」(asahi.com 5日付)



 書かれている数字が大きすぎて、それって対処できる個数なんですか、と呆然としてしまうのですが……。
 ニュースになるような事態に巻き込まれることなど滅多にないので、「へえ、そうだったんだ」と驚きつつ、窓口のおじさんのうっかりミスを勘ぐったことを申しわけなく思いました。……でも、おじさんの応対も隣りの窓口スタッフに尋ねながらの覚束ないもので、それもナゾだったのですが、なるほどね。


 7月15日からのお中元シーズンを見越して、宅配便事業統合日を7月1日に設定したのかも、ですが。もうお中元戦線は始まってますぜ。通常の配送量に大きなプラスアルファがある時期に配送システムを変えるとは、少々考えが足りないやね。
 私の小包は急ぐものではなかったのですが、それでも先方に「2日14〜16時に到着予定ですのでご査収ください」とお知らせした以上、そのとおりに届かなければ「アイタタ」な感じですよ。ましてや、常温で果物や野菜など送られた方は、この季節、一日の遅配はドキドキものじゃないですかね。あと、仕事関係とか旅行関係でどうしてもその日時の配達でないとダメという方もいらっしゃったでしょう。
 昔のことを考えたら、翌日配達、しかも指定日時に届くというのはあり得ないほどすばらしいサービスで、一日くらいの遅れは誤差の範囲と大目に見たいところ。でも、新生「ゆうパック」が指定日時配達をウリにしている以上、遅配はやっぱり苦情の対象になるわね。


 贈答品などは通販かデパート・店舗から送るので、自分で小包を送ることなどそうそうありません。たまたま送ると、ピンポイントで7月1日。そんなアリサマに、我が人生につきまとう運の悪さを思ったりするわけです。……サマージャンボは買っても損するだけっぽい(苦笑)。