Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

神曲「千年の独奏歌」、来たれり!

 またしても、神曲来たれり!
 VOCALOIDのなかでもMEIKO使いとして知られ、初音ミク鏡音レンの楽曲もつくってきた実力派のP(プロデューサー)氏が、KAITOに挑戦! 完成した曲は、ケルティックサウンドにジプシーミュージックを加えたような民族調……でしょうか。ラテンのフォルクローレではない気がするのですが。無国籍風エスニックとか、わけのわからない表現が浮かぶばかりで、ずばり言い表す形容が出て来ないのが口惜しいです。
 使われている楽器の層が厚いわりに、歌を邪魔しないバランスがすばらしい。さらに転調の効果が絶大です。
 歌詞にも切なるストーリーがあって、すなわち「つくられた不死たる者が、定命の者に贈る歌」。金属の身体を得た「歌う機械」が死せるマスターに捧げる歌、さらにKAITO自身のキャラクターソングとして聴くと、よりじんわりと迫ってきます。
 KAITO兄さんの声も、これまでの動画では聴いたことがないような声質。最初は違和感がありましたが、慣れるとたいへん心地いいです。感情を歌に含ませ、朗々と響かせながら、大地に腰を下ろし、落ち着きはらった吟遊詩人のような歌声は、むしろテクノボイスとは信じがたいほど。
 これは「白虎野の娘」以来の感動かも。yanagiP氏、すごいです!


 わんだらP氏の一連の楽曲もそうですが、なぜKAITOにはエスニックな放浪歌が似合うのでしょうか。ボイスレンジに、哀愁を表現するエリアがあるのでしょうね。考えると、ちょっと不思議な気がします。


YouTube「【KAITO】千年の独奏歌(オリジナル曲)」↓



ニコニコ動画「【KAITO】千年の独奏歌(オリジナル曲)」↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3122624


 
 ついでに、以前にも張りましたが、yanagiP氏の代表作「雲の遺跡」を。その旋律から壮大な空間と清涼な空気がこんこんとあふれ出すような……ライトエスニックなサウンドに酔ってください。


YouTube「【初音ミク】雲の遺跡【MEIKO】(オリジナル曲・修正版) 」↓



ニコニコ動画「【初音ミク】雲の遺跡【MEIKO】(オリジナル曲・修正版)」↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1686727


 
YouTube「【鏡音レン】雲の遺跡 ver.len(オリジナル曲)」↓



ニコニコ動画「【鏡音レン】雲の遺跡 ver.len(オリジナル曲)」↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1895388



 そして、今日は午後いちに取材があるというのに、兄さんに邪魔されて眠れませんでした。……バカ。
 もちろん、この修羅場にゴールデウィークなどありません orz。連休中にたくさんつくられるであろう、KAITO兄さんの歌に慰めてもらいます。

VOCALOID KAITO

VOCALOID KAITO


VOCALOID2 HATSUNE MIKU

VOCALOID2 HATSUNE MIKU


VOCALOID2 KAGAMINE RIN/LEN act2

VOCALOID2 KAGAMINE RIN/LEN act2