Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

去年もどこかで見た光景(あのときは6コだった)

 只今、取材シーズンで、あっちやこっちに出かけています。本日は新宿駅から10分ほど歩いたところにあるアフレコスタジオへ。早めに着きすぎたので、スタジオのあたりをぶらぶらしていたら、見つけてしまいました、八百屋さん。
 店頭に並べられた枝豆、空豆、とうもろこし、レモン、ブドウ、梅の実にバナナ。そして、根菜、葉野菜がところ狭しと並ぶ台の脇に積まれた栃木県産トマトの小箱。真っ赤に熟れかけた、つやつやの大きめMサイズトマトが8コ入って385円! なんて、なんてお買い得商品なんだーっ!! ひと目惚れよりも高速で恋に落ちました。
 でも、これから取材です。取材現場にトマトの箱を持ち込むのは、あまりにも無粋。今にも財布を出しそうな右手をぐっと我慢し、「取材が終わるまで、そこにいてね」とトマトたちに念を送って一時退却しました。


 私も原作ファン、取材のお相手も原作と巡り会ったことを「運命」と感じている方で、インタビューはひじょうに和やかに楽しく終了。宣伝プロモーターの方々に出口まで見送っていただき、にこやかに挨拶を交わし、アフレコスタジオを出たとたん、駅とは反対方向のさっきの八百屋さんにダッシュ

 見本誌、MDレコーダー、予備の電池とMD、取材用の資料などが入ったバッグはかなり重いのですが、「トマト8コくらい、余裕余裕」と小箱を取り上げ、レジに向かう途中で見てしまいました。「無洗米 茨城県コシヒカリ 2キロ950円」の文字を……。いつも買っているのは、無洗米でもなく、コシヒカリでもないお米、2キロ980円。無洗米コシヒカリともなると、2キロ1200円ほどします。
 「別に新宿から米を持って帰らなくても、自宅近くのスーパーで980円のでいいやん」「せめて米かトマトかどちらかにしなさいよ」と理性は囁くのです。囁くのですが、一度「これだ!」と思ってしまった物欲にはかないません。
 5分後には、米2キロとトマト8コ入り小箱を入れたビニール袋をぶら下げた私がおりました。レジのお姉さんが、箱の角が当たって破れるからとビニール袋三重にしてくれました。ありがとうございます。
 
 まあ、ちょっと腕と背中が痛くなりましたが、トマトの甘酸っぱい美味しさに吹っ飛びました。トマト、今は安めなんでしょうか。盛夏には冷やしトマトにビタミン摂取を、冷や奴にたんぱく質摂取を頼るようになっちゃうので、安価だと助かるんですけどね。