Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

イワシのトマト&赤ワイン煮をつくってみた。

090111_2214.jpg


 昨日は知り合いの方と年始のご挨拶を兼ねてお会いし、おいしい和食会席と燗酒と、千疋屋でグレープフルーツセクションをご馳走になりましたv なので、生イワシのトマト&赤ワイン煮は日曜日に持ち越しです。


 「やるか」と腕をまくった、本日21時過ぎ。なぜ夕食の支度がこんな時間になったかといえば、『THE 世界遺産』の「超時空スペシャル〜そのとき、世界は〜 I」、『ダーウィンが来た生きもの新伝説』のテナガザルの歌、そして『天地人』を観ていたからです。
 『天地人』は、長らくNHK大河ドラマを観なかった私が、土曜時代劇『浪花の華・緒方洪庵事件帳』と並んで、今年いちばん楽しみにしている番組ですv ちなみに『浪花の華』は、『ケータイ捜査官7』の主人公ケイタ役の窪田正孝が、主人公でのちに幕末の名医・緒方洪庵になる蘭学生・緒方章を演じています。次点は、NHKドラマ8の『Q.E.D. 証明終了』。2月28日放送のドラマ『白洲次郎』も見逃せません。今期は、個人的にNHKがなんだか熱いぞ!


 『天地人』のお子さまふたりにほっこりしたあと、冷蔵庫を開けてイワシを取り出しました。20センチクラスのイワシ2尾。賞味期限は昨日ですが、気にしない、気にしない。大方の期待を裏切らず(笑)魚を捌くのは苦手な私ですが、イワシの三枚おろしは楽なのでよし。
 チラシを何枚も重ねてまな板に置き、その上で捌けば、頭とワタを取ったらいちばん上のチラシにくるんで捨て、開いた時点で次のチラシに中骨や尾をくるんで捨てることができます。血や余分な水気も吸ってくれるし、まな板が汚れないので便利です。
 イワシが楽なのは、片身を捌いてしまえば、もう一方の片身は手でも中骨からはずせるところ。身をひと口で食べられるサイズに切って鍋に入れ、缶詰の「完熟カットトマト」と残っていた赤ワイン50ccほどを投下。あとは、この前のオイルサーディンと同じ要領でトロ火で煮ながら、塩・コショウで調味しました。ほどよい量を皿に取って、レモン汁をたっぷりかけて、大葉を置いて出来上がり。


 しかしですね。入れたときに「しまった」と思ったのですが、400gの缶詰トマトを全部投下したのは多すぎました。半分でよかった……。おかげで「トマトソースのなかに浮かぶイワシの欠片」になっちゃいました orz。そのうえ、たっぷり3食分はあります。味もちょっと酸っぱめ。やっぱり生のトマトにするべきでした。トマトの缶詰128円、Lサイズの生トマト158円。30円をケチってはいけません。
 そして、またしても部屋中がイワシ臭い。ローリエは必須ですね(和風料理ならショウガというところ)。コショウだけでは治まりません。和製オイルサーディンは匂わなかったのに、生イワシはフランスのオイルサーディンと同じくらい臭い!


 比べれば先日のオイルサーディンのほうがおいしかったので、いろいろ改善点を考えながら、それなりにおいしくいただきました。生イワシを使ったほうが、あの独特の食感や風味はより感じられるんですよね。食べごたえがあるというか。やはりトマトの量と臭み抜き(ローリエ)が問題と見た。さらに、大葉より刻みパセリのほうがいいかも。
 残った分は、明日、スパゲティソースとして使おうと思います。たぶん今日より味がなじんで、美味になっているはずv


 それにしても、すっかり「カンタンテキトー料理blog」と化しているような気がする、今日このごろ。このblogを始めたころは、その方向にだけは行かないと思っていたんだけどな。
 たぶん、お手軽な「達成感」を求めているんだろうという自覚があります。11月から待ちぼうけをくらっている案件(企画自体は去年の今ごろから始動してるのですけどね)があって、ちょっとキちゃってるんです。1年が経とうというのに、形にならない企画。対して、私のテキトー料理は1時間弱、あれこれ頭をひねり、味の記憶を辿り、手を動かせば、曲がりなりにも完成はしますから。自分ひとりの力で「できた!」という満足感は、そのまま達成の快感につながるんだな……。セロトニンやβエンドルフィンを分泌させるために、まだしばらく料理しちゃうんでしょうか、私(笑)。