Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

父からの宿題──携帯電話の料金調査編

 父いわく、「携帯電話の基本料金っていくらくらいするもんかな?」。
「さあ。ケータイの会社によって違うし、コースによってもいろいろやし」
「そんなもんか?」
「なに? ケータイ持つの?」
「ちゃうちゃう。僕が関わっとる集まりでな、これまでそれぞれ会員が自己負担でやってきたことを、経費として支払おういうことになってな。コピー代とか、紙代とかな。それで連絡取り合うのに、今は携帯電話が多いやろ。その料金も、『1分いくら』とか基準をビシッと出しといたろと思ってな。ほんでも、そんないろいろやったら出せへんな」
「いや、そういうことなら、通話料金1分いくらとかは出ると思うよ。でも、私もいちいち覚えてないから、あとで各社のサイト見てみるわ」

 そんなわけで、オヤジ殿のパソコンで携帯電話各社の通話料金を調べました。3社とも変わらないんですね。21円/30秒。新たなる発見でした。


 21・22・23日の3日間、22:00から放送の『NHKドラマスペシャ白洲次郎』を観ました。リビングのテレビの前のソファに母、私、父と並んで座って鑑賞です。今まで一度もなかった光景ですね(新しい家になってから、3人揃って同じテレビ番組を観ることはなかったので)。
 シーンごとに「そうそう、白洲さんは神戸一中(旧制第一神戸中学校のこと)やったんよ」「留学して何年やっけ? 白洲商店が倒産して帰国しはったん」「7年やなかったか」「ああ、近衛さんはなあ、引いたら貧乏クジみたいな人いう印象があるわ」「うんうん。吉田茂はこんな感じの人やった」「そういえば、あのころは私らも……」「そうやったか。僕らはこない聞いとったけどな」とかとか。お願いですから、私の左右から会話して盛り上がるの、やめてください。
 当時を知っているうえに歴史マニアの父と白洲正子ファンの母に挟まれて、なんとなく興味があるだけの私は少々肩身が狭かったです(笑)。
 基本的に戦争モノは観ませんが、この番組は私には見やすい構成で、興味深く、またおもしろくストーリーを堪能しました。


 現在、父は辻邦生の『フーシェ革命暦』(新潮社)を読書中。「ナントってどこにあるんや? パリに近いんか?」って、わかってて聞いてるやろ。ジョゼフ・フーシェの話を聞かせたくて仕方がないんですね。
 悪いけど、私は倉多江美のマンガ『静粛に、天才只今勉強中!』(潮出版社/絶版)のおかげで、フーシェについてまったく知らないわけではないのよ。
 帰省するたびに、父娘の間で知識のひけらかし合戦が始まるのはなぜなんだぜ。こういうところ、間違いなく血のつながった親子だと思いますヨ orz。