Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

ひそやかな願いの実現 “文学少女”と書店ディスプレイ

 『“文学少女”のグルメな図書ガイド』のテキストを書きながら思っていたこと。
 原作であるライトノベル“文学少女”」シリーズ(野村美月・著 エンターブレインファミ通文庫)は、物語を“食べる”妖怪……もとい“文学少女”の女子高生・天野遠子が主人公。ストーリー自体に、太宰治の『人間失格』(『“文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】』)やエミリー・ブロンテの『嵐が丘』(『“文学少女”と飢え渇く幽霊【ゴースト】』)、武者小路実篤の『友情』(『“文学少女”と繋がれた愚者【フール】』)、ガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』(『“文学少女”と穢名の天使【アンジュ】』)、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』(『“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】』)、泉鏡花の『夜叉ヶ池』(『“文学少女”と月花を孕(だ)く水妖【ウンディーネ】』)、アンドレ・ジッドの『狭き門』(『“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシェ】』)といった名作が絡んでくるほか、続編・短編集を含めたシリーズ中に実に100冊以上の古今東西の小説や児童文学作品が登場します。

 「“文学少女”」ファンのなかには、この作品で名作の数々に興味をもち、読み始めたという方も多い。そのうえ5月1日からアニメ映画が公開されるということで、平時より注目度が高まっているし、出版社からの宣伝材料も多いはず(『図書ガイド』刊行もキャンペーンの一環)。
 それやこれやで、書店でうまく『図書ガイド』を活用してもらえたらなあ、なんてちょっと思っていました。


 そうしたら、まさに思い描いたディスプレイをされている書店が! 「“文学少女”」シリーズを中心に、作中に登場した文学作品の数々をコレクション! 『“文学少女”のグルメな図書ガイド』もさり気なく面出しで(たくさん)置いていただいて、感謝感激です!!
 写真の書店は「あおい書店」川崎駅前店だそう。み、見に行きたい〜v そう、こういう展開になればいいなあって、密かに願っていました。一気にテンション上がったので、勢いのままにご紹介!


「T.O Entertainment」サイト内「TOブックス ダイアリー」
http://ow.ly/1BCYN
(2010 年4月22日付 シルバン@営業さんのエントリーです)


劇場版“文学少女”』オフィシャルサイト
http://www.bungakushoujo.jp/

「FB Online ファミ通オンライン」(現在「“文学少女”」シリーズ特集中)
http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/


 さて、私はと言いますと、ただ今、幕末におります(笑)。新選組と共に、机上で京都から大坂、江戸、甲府会津、函館と転戦中です(撤退中とも言う)。さて、いつ帰還できますやら。


人間失格 (新潮文庫)

人間失格 (新潮文庫)


”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)

”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)


嵐が丘 (集英社文庫)

嵐が丘 (集英社文庫)


“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)

“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)


友情 (新潮文庫)

友情 (新潮文庫)


“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)



“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫)

“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫)


新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)


“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)


夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫)

夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫)




狭き門 (新潮文庫)

狭き門 (新潮文庫)


“文学少女”のグルメな図書ガイド

“文学少女”のグルメな図書ガイド