Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

黒田官兵衛の足跡を探して、大天守保存修理中の「姫路城」へ



 2日に旧友と姫路に行きました。「世界文化遺産・国宝 姫路城」は50年に一度の天守閣の補修工事中。今は素屋根(工事用足場)が組まれていてこの状態です。間もなく素屋根の撤去開始。本年9月には一段と美しくなった白鷺城がお目見えします。



 ただ、素屋根のある今しか見られないものがあるのです。それは外から同じ高さで見る天守閣天辺の屋根! この特別公開「天空の白鷺」は2時間待ちの人出でしたが、黒い屋根瓦と白い漆喰が織りなす職人技の美は一見の価値あり!!



 「天空の白鷺」はEgret's Eye Viewの名のとおり、鷺の目線で天守閣や姫路の町を見ようというもの。公開終了まであと3日です(1月15日まで)。
 こちらのサイトhttp://www.kajima.co.jp/tech/himeji_castle/index-j.html では補修工事の詳細を見ることができます。


 姫路城の蝶紋の鬼瓦。ちょっと恐い。そして、昔の瓦職人にも「画伯」がいたのね、と(笑)。






 姫路城は城郭内の建物ごとに丸瓦の紋がいろいろ。代々城主の「ここは俺が造った!」と言う主張が感じられて面白いです。



 黒田家三代を含む歴代の姫路城主48人中、姫路城で生まれたのは黒田官兵衛ただ一人。「にの門櫓」には、キリシタンだった官兵衛(洗礼名:シメオン)に由来すると言われる十文字瓦が見られます。ちなみに「にの門櫓」の東方上・下土塀は羽柴秀吉時代に造られたもの。



 NHK大河ドラマ軍師官兵衛』の放送に合わせて、姫路城、賑わいそうですね。
 「菱の門」を入ると、妙に毛艶のよい猫がやたらいますので、猫好きさんもぜひ!(笑) 隅々まで見て回ると2時間はかかりますから、時間には余裕をもってどうぞ。





 お昼には播州そうめんの煮麺と姫路おでん(辛子ではなく、おろし生姜でいただきます)と姫路の地ビールと書かれた「姫路ビール」を注文。ラベルを見たら、製造者「明石ブルワリー株式会社 明石市大久保町〜」って(笑)。アルトビールで美味でした。
 「明石ブルワリー」サイト:http://www.akashi-beer.com


 姫路の夜は野菜料理とワインを。大手前通りのWATビル角を曲がった2ブロック目に一間間口のお店「ビサンテ」があります。奥行きがあって、カウンター&テーブルで90席。落ち着ける空間で、ラタトゥイユ(最高!)や洋風おでんにワインが合う合う! 美味しく楽しい時間を過ごしました。