Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

「真理がわれらを自由にする」

 今日は一日、国立国会図書館にこもっていました。「図書館」と名のつくところは、ナチュラルに落ちつくので好きですv
 国会図書館閉架式なので、雑誌1冊閲覧するのにも手間ひまがかかるのですが、昨日はそれでも早いほうでした。申請してから受け取りまで15分ほど、コピーも10分待たなかったですよ。珍しい。月曜日って狙い目かも。


 でも、初出をチェックしたかった雑誌7種のうち、3種は国会図書館に送本してないのね。スタッフの方に「出版社に送本いただくようお願いしているのですが、まだ送っていただけてないのです」と恐縮されました。
 「図書館」という存在に対して思うところがあるのは、出版業に関わっている者として理解できる部分もあるけど、国会図書館にくらいは送ったれや。日本で唯一の法定納本図書館なのだからして。


 ちなみに、司書資格を取るときに「図書館概論」でその必要性を叩き込まれるので、私は図書館必要論者。そのことで、たまに事務所の所長と論戦を交えることがあります。所長は図書館不要論者ね。
 私の図書館必要論は、「万民に平等に知る権利を」という存在意義云々より、たぶんに感覚的なものではあります。オックスフォードのボドリアン図書館に「美」を感じるんですよ。あれは人類の知に捧げられた最高の神殿です!
 ただ、図書館にも節度は求めたい。市民からの要請を理由に、新刊書1種を100冊購入はやめてくれと思うけどね。


 このたびはなかったですが、雑誌を閲覧していると、ときどきページが切り取られていたり、ついているはずの付録がなかったり。
 知の殿堂のただ中にいても、「人類の知の美」を感じることは難しいものと思えます。「図書館を見れば、その土地の民度が知れる」というのは、うがち過ぎた見解ではないかもしれません。


 さてさて、雑誌のうちの1種は、ちょうどチェックしたい号の次の号から所蔵されていて「くう〜っ」ってなったり。結局、用事はすっきりとは片づかなかったので、「来た、見た、負けた」な気分。ひとつくらいいい思いをしてもいいよね、な感じで、喫茶室にてコーヒーを飲んできました。ここのコーヒー、悪くないのよ。


 明日は出稼ぎ。勝鬨(かちどき)橋のたもとで、夜まで校正だぜ。

カフェ チャオ 国立図書館店

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