Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

じゃがいもスープをつくろうと思ったら。

 いつもらったのか忘れるくらいずいぶん前に、事務所でじゃがいもをいろいろいただきました。内訳は、男爵いもメークイン、キタアカリ、アンデスレッドを2、3個ずつ。
 ここのところ、ずっと忙しくて料理をする時間も気分的な余裕もなかったのですが(こういうとき、「独り身万歳!」としみじみ思う)、ようやく校了したので、じゃがいもでコンソメスープでもつくってみようかなあと思いたちました。ただし、明日から帰省するので、野菜など買い込めません。どこかにあるはずの固形コンセメと塩・コショウでつくる、じゃがいもだけのスープです。


 絶賛放置中だったダンボール箱から適当に似た感じのじゃがいも(アンデスレッド以外は見分けつきません)を2個取り出し、洗って、鍋へ。軽く茹でてから皮を剥こうとしたら、どちらも皮の一部がじんわりと緑色っぽい。じゃがいもの芽は毒と聞いたことがありますが、「じゃあ、この緑に変色してるのはどうなの?」と目の前の便利な箱(PC)で調べてみたら、やはり毒性があるらしい。それもアルカロイド配糖体の「ソラニン」などですってよ。症状は頭痛・嘔吐・腹痛・疲労感……。


 「帰省する前日に、なんてものに手をつけちゃったんだ、自分!」とかガックリきつつ、食べ物は捨てられない習性。「緑色になった皮の下も厚く剥いたら食べられる」という記述を信じて、緑色がどこにも残らないように念入りに皮を剥き、身を削ぎ落としました。
 ソラニンは水溶性のわりに、15分も茹でるような粉ふきいもでもあたる人がいるらしいので、一度よく煮てから煮汁を捨て、もう一度、味つけをしながら煮ました。でもね、探し出した固形コンソメがなんだかドロドロに溶け出してて、どうにも使う気になれなかったので、結局、塩・コショウスープになっちゃったよ(笑)。そのうえ、男爵いもを選んだつもりが、男爵いもとキタアカリだったもよう。まあ、どちらもほどよくホクホクに煮えてて、それなりに美味しかったデス。うん、でも次につくるときは、ブイヨンを買ってからにしよう。


 現在、気分が悪くならないか、お腹が痛くならないか、警戒中。でもまあ、食後5時間も経ったし、大丈夫でしょう。