Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

衝撃の『名探偵コナン』スペシャル

 本日放送の『名探偵コナンスペシャル「殺人犯、工藤新一」。サブタイトルが気になって録画セットしておいた、その内容を先ほど観ました。
 探偵が犯人に間違われたり、犯人を装ったり、実際に犯人だったりというのは、ひとりの探偵を主人公にシリーズ作品を重ねたミステリー作家なら、一度はやってみたいことではないかと思います。私の好きなミステリー作家のひとり、エラリー・クイーンは、それがやりたいがために別名義で別シリーズを立ち上げたくらいです。
 近年は、劇場版をレンタルDVDとかテレビ放送時とかで観るくらいで、アニメはもとより原作からも離れていた『名探偵コナン』ですが、このサブタイトルには「お、ついにこのテのストーリーが来たか!」と興味を引かれました。そこで、録画しておいたわけですが……。


 いやはや、別の意味でびっくりしました。かつて「コナンが一時的に工藤新一に戻り、その際にアクシデントで記憶喪失になったら、彼を助けるのは服部平次だろうなあ」なんて考えたことがあったからです。キャラクターを考察するうえで、物理的な攻撃から助けてくれるのは怪盗キッド、推理面や精神面でフォローしてくれるのは平次という役割分担かなあって思ったんですよね。
 二次創作ではありがちな記憶喪失ネタ。ありがちになるくらいおいしいこのネタをニマニマと妄想していたのは、たぶん10年くらい前のこと。
 それがまあ、そのまんまテレビ画面で展開されてしまったわけですよ! 「ど、どうしよう。オフィシャルでこのネタが来ちゃったよ!」と、見たかったシーンや会話が放送されているという嬉しさやら、妄想を明るみに出されたような気恥ずかしさやらで、ちょっとイロイロな汗をかいたような気がします。
 やっぱり平次はいいヤツだなあ。なんだかんだ言っても、損得考えずかばってくれる仲間をもつ新一は幸せ者だと思うよ。コナン=新一の事情を知る平次の前では、コナンの姿のままで高校生口調になるのもいい。なにより、記憶を無くしたずぶぬれの新一君の美しさに、「作画さん、どんだけ新一が好きなんですか」と感じ入りました。
 とか言いつつ、毛利蘭の微妙な反応に、素直に喜べないものも感じておりますけどね(笑)。とりあえず、コナンが新一に戻るたびに、「これってなんて逆シンデレラ!?」って思っちゃうことをつけ加えておきます。


 当座のいちばんの問題は、仕事で一気に14話分を観たあるアニメ番組について、『コナン』のあまりの衝撃にストーリーポイントをすべて忘れてしまった気がすることです。あるぇ〜?

 衝撃の記憶喪失ネタは1時間スペシャル1話で完結と思っていたら、次週「新一の正体に蘭の涙」に続くのだそうです。来週、録画セットを忘れないよう、メモ代わりに書いておく。


読売テレビ名探偵コナン』サイト
http://www.ytv.co.jp/conan/

ついでに4月公開の劇場版情報も、どぞv
名探偵コナン 漆黒の追跡者』サイト
http://www.conan-movie.jp/index.html