Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

すばらしきお酒とグラスで酔い心地

 おいしい! 冬の白菜はほんとにおいしいっ!!
 スーパーで兵庫県産白菜4分の1が、見切り品として90円で出ていました。若鶏もも肉の小切れ6つ入りが20%オフの259円で売られていました。
 本つゆと日本酒としょうゆと塩少々で薄めのダシをつくり、ザク切りにした白菜をぐいぐい押し込んで炊き込み(鍋が小さいのがネック)。芯の部分がしんなりしてきたところで、塩を振って20分ほど放置していた鶏肉を投入。肉に火がとおったな、というくらいで引き上げました。
 そのままで食べてもよし! ポン酢をつけていただいてもよし!! こんなテキトーなつくり方でこんなにおいしいなんて、なんだか申しわけないくらいですよ!!
 たっぷり3食分、味わい倒します(薄味にしておくと、つけダレで味が変えられるので飽きないのだ)。ダシが残ったら、煮込みうどんをつくる気満々ですよ!


 今日は個人的に「節目」でもあったので、1月に亡くなった知人ゆかりのお酒をいただきました。その方のご友人がわざわざ取り寄せて送ってくださった、愛知県江南にある勲碧酒造の「勲碧(くんぺき)」です。氷温熟成酒(純米原酒)で、グラスに注いだとき、くんと甘い香りが立ちました。なめらかな味わいのなかに、濃厚でギラリと強いものを感じるのが独特。飲みはじめはコクコクいけそうなのに、後味に引き止められる、おもしろいお酒です。キンと冷やして飲むのがいいですねv


 そんな氷温から来たお酒は、やはり氷の世界で生まれたグラスに。22日にお会いした方から、北海道旅行のお土産に小樽切子のグラスをいただきました。1901(明治34)年創業の北一硝子製「万華鏡グラス」です。
 底に向かって紅色から黄色へ変わりゆくグラデーションが、チューリップの花びらのよう。底には六花が、上辺部には小さな雪模様が彫り込まれています。中を覗き込むと、底の六花が周囲の黄色がかった透明なガラスにぐるりと反射し、また紅色と黄色が緑色を生み出し、まるで万華鏡のよう。だから、万華鏡グラス。思わず舌を巻く、計算の行き届いた逸品です。


 あたたかい色合いのグラスで冷たいお酒をいただけば、酔い心地に浮かぶ思い出もやわらかなものに。ステキなお酒とグラスをありがとうございましたv

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底に彫られた雪の結晶(六花)が、グラスの周囲に反射して花輪のように
(底の結晶を囲むように白く光っているひとつひとつが反射像。撮影が難しい……)。


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本体は紅と黄のグラデーション。


「勲碧酒造」サイト(なぜか商品一覧が工事中 orz)
http://www.kunpeki.co.jp/

北一硝子」サイト
http://www.kitaichiglass.co.jp/