明石の地酒でほろ酔い満喫中
今日から弥生三月、春ですねえ。ここのところ、東京はこの冬いちばんの寒さを記録していますが、暦は春。
ただ今、いい感じに酔っぱらっています。日本酒はうまいなあ。
去る2月21日に4時間以上に及ぶロングインタビューを行なったのですが、昨日はその第2弾でやはり4時間のインタビュー。多忙な方に作品1点ずつについてコメントをいただくという内容だったので、「2日間で片づくのか」「片づかなかったらどうしよう」と前日からドキドキしていました。とりあえず無事にすべてお聞きできて、昨日は帰宅するなりバタンキュー。
インタビュー帰りに事務所の所長さんに吉祥寺駅前の「ぶぶか」というラーメン屋さんで「まぜそば」をご馳走になったのですが、「麺が太くて食べごたえがあっておいしかった」くらいしか覚えてないくらいに疲れました。
このお店は汁の無い「油そば」の元祖だそうで。出てきたものを見れば、たしかに冷やし中華のごとくトッピング(海苔、シナチク、ナルト、ほうれん草、鰹節)と麺しか見えません。かきまぜて、底のほうにある汁を麺に絡めて食べるのが作法なんですね。始めは熱々でも、ぬるくなるのが早いので、ネコ舌の私にはぴったりでした。
そう言えば、21日には「吉祥寺真風」のクロ(醤油豚骨らあめん)をご馳走になったのでした。22時過ぎにひと仕事終えていただくラーメンはおいしいですね。特に寒風吹きすさぶ日は!
大仕事の半ばを越した息抜きに、今日は正月に年賀として旧友からもらった、兵庫県明石の地酒「来楽 宝泉」を。「ちんげん菜、えのき、長ネギ、豆腐の炊いたん」を酒肴に、『天地人』を観ながらほろほろと。宝泉は酒肴なしでも楽しめる、飲みやすくて後口のキレがいいお酒なので、料理も薄味であっさりしたものが合います。
先日いただいた勲碧は洋皿も合いそうですが、宝泉には和の料理がお薦めです。明石なら、この季節、イカナゴの新子の釜揚げに木の芽を置いて、軽くポン酢をかけたものなんか……いいですよねえ(うっとりv)。地酒って、地場の食材や名物料理の味わいに適した飲み口のものが多いことに感心します。
宝泉は2月に開けて、もう残りわずか。大切に飲みたいなあと思います。