Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

母からの宿題──冷蔵庫編

 帰省すると、大抵なにかしら宿題を用意してくれている両親。今回は母とのこんな会話から始まりました。

「あんたが帰って来たら見てもらおうと思とったことがあってん」
「なによ?」
「冷蔵庫が冷えへんねん」
「いつからよ?」
「8月の……半ばくらいから『あんまり冷えへんなあ』と思うようになって、今も冷えへんねん」
「(どおりで夕食に出されたビールが生ぬるい、と)トリセツはいね?」
「それがあれへんねん。探しまわってんけどな。なんでかのうて……これやったら見つけてんけど」
(7年前に冷蔵庫を買ったときの商品カタログを渡される)
「これは役に立ちません。ええわ。あとでオヤジのパソコン借りて、この型の冷蔵庫のトリセツがネットに上がっとるか見てみるわ。だいたい、盆に(弟)、帰って来たんやろ? 曲がりなりにもこの冷蔵庫つくったメーカーに勤めとんのやさかい、アレに聞きんかいな(ヤツは家電とはまったく関係ない部課勤めだが)。私よりもわかるんちゃうん」
「それがな。言うてみてんけど、『知らん』『わからん』て」
「なんでそれで許すかな。見るくらいさせえや」

 ネットにトリセツが上がっていたので、そのとおりにチェック。結果、7年しか使ってない冷蔵庫ですが、どうにもシロウトには手に負えないことがわかりました。買い替え前提で電器屋さんに相談することに。


 そして、うれしそうに話しかけてくる母。
「あのな。今回はあんたの仕事、減らしといたったんやで」
「そうなん? なにやっといてくれたん?」
「仏壇掃除、しといた(たいへん自慢げ)」
「ああ、それは気づいとったよ。お彼岸やもんな。帰ったらせなと思っとったから、きれいになっとってよかった。ありがとう」
「でもな」
「うん」
「洗面所とトイレの掃除は残してあるから。なんでもかんでもやってあったら、あんたも帰ってきたカイがないやろ」
「……ああ、そうね。ありがとう」

 実家のトイレと洗面所は1階と2階にもあります。帰省したらたいてい掃除するので別にかまわないのですが、わざわざ言わんでも(苦笑)。
 ……ほんまにオカンという存在は最強やと思いますね。特にここ最近……。