Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

映画『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』はホームズ&ワトソンのブロマンスに乾杯!



 序盤で「ライヘンバッハ」のワードが出てきたので、今作でモリアーティ教授と対峙して決着をつけるところまで行くんだなと、その終末を確信しながら観ていました。
 相変わらずステキに汚いロンドンでしたが、今回はさらにパリへ、ドイツへ、そしてスイス・ライヘンバッハへ。優美と退廃漂う旧態と産業革命がもたらした機械類が混在する世紀末のトーンに、パリのオペラ座やジプシーの野営地、ドイツの兵器工場と森、ライヘンバッハの滝上の古城などが次々と現れて、目まぐるしくも飽きさせません。


 ロバート・ダウニーJr.のホームズとジュード・ロウのワトソンの軽妙なかけ合いも変わりなく。新婚のワトソンを強引に事件に巻き込むホームズと、モリアーティに捕らえられたホームズを救おうと必死になるワトソンのブロマンス(ブラザー+ロマンス)も健在です(笑)。


 個人的には、19世紀末のアナーキストとロマ(ジプシー)に元より興味があったので、このふたつの要素がストーリーに〈それらしく〉作用してくるところに惹かれました。
 前作でのホームズの一種の先見の能力が、つまりシャドウゲームだったのね、とか。
 世紀末の世界観にSFXが絡んで絵面もおもしろく、130分があっという間でした。後味もいいので、ぜひ!


 『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlockholmes2/
 『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』予告編:http://www.youtube.com/watch?v=jR9yJ2S7p2Q