Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

Delicious, Gorgeous, Happy Time!

 昨秋、大学時代の友人からの依頼で学園OG会の支部会報に原稿を書きました。3月発行と聞いていたのですが、慌ただしかったので問い合わせもせず放っていたら、友人から「会報ができたから渡したい」と連絡があり、6月1日に会うことになりました。
 郵送でもよかったのですが、機会をつくって「会おう」と誘ってくれる気持ちがうれしいですv


 場所は再びのホテルオークラ東袖「ラ・ベル・エポック」。友人が「おいしそうだったから、我を・れて予約した!」という「クレープシュゼットランチ」のために、お腹を空かせて出かけました。12時の予約で、別館12階に上がれば、エレベーターが開くなり、・無垢を着た花嫁さんが写真撮影の真っ最中。そういえば、今日から6月。ジューンブライドのシーズンでしたか。


 「ラ・ベル・エポック」は披露宴で貸し切りとのことで案内されたのが、普・は夜しか使われないワインダイニング&シガーバー「バロン オークラ」。

 シガーバーとは、多種多様な葉巻を揃えた「シガーメニュー」を置いているバーのこと。また、「バロン オークラ」はワインダイニングとして、500種1万本のワインも常備しているそうです。
 そもそもシガーバーはヨーロッパの風習に由来しています。一定の階級以上で伝統に保守的な家庭では、ダイニングルームでの食事が終わったあと、タバコやコーヒー・紅茶、食後のアルコールを楽しむためにリビングルームなどに移動します。ヨーロピアンスタイルの高級レストランでも、食後のコーヒーやタバコは部屋を移して、というところがあります(移動しないまでも、デザートやコーヒーの前に、ウエイターが食事の食器やグラス、パンなどをすべて下げ、テーブルを掃除し、テーブルクロスを替えるのは、「食事を終えて、場所を換えた」ということを意味しています)。
 レストランで食事をしたあと、バーや喫茶店に立ち寄るという方、けっこういらっしゃると思います。それをひとつの店の中ですませてしまう感覚ですね。
 シガーバーはその“食後にくつろぐ部屋”の発展形で、葉巻を、デザートワインやブランデー、カクテルといった食後酒といっしょに供してくれるところです。


 “大人の社交場”にふさわしい落ち着いた調度に、窓からの緑が目にやさしい「バロン オークラ」は、「ラ・ベル・エポック」が貸し切りなどで使えないときだけ、ランチタイムにも開放されます。昼の「バロン オークラ」でお食事ができるなんて、ラッキーポイント加算ですv 私たちのほかには、壮年の夫婦らしき男女が二組と親族の還暦を祝う10人ほどのグループのみ。


 さて、お待ちかねの「クレープシュゼットランチ」です。メニューは、まず「食前のお楽しみ」ことオードブル2種。スープは2種あるうちの「冷製コンソメとヴィシソワーズの味わい『パリの夕暮れ』」を、メインは魚料理と肉料理のうち、「国産牛フィレ肉のグリル 温かい野菜のサラダ仕立て」を選択。フィレ肉はなんと網他きされてきました。ほどよいメディアムで、たいへんデリシャス。アヴァン・デセール は「ラズベリーシャーベットにブラックチェリーを添えて」、そして真のメインである「クレープシュゼット」、そのあとコーヒーと他族子(マシュマロ、プチタルト、生チョコ、マカロンオレンジピールなど8種類くらいからいろいろ選べます)でゆったりまったり。


 「クレープシュゼット」は、「ラ・ベル・エポック」伝統のデザートだそうで、最近、ランチでもいただけるようになったのだとか。ギャルソンが、磨き上げられた銅製のワゴンの上で、クレープ専用のクレープパンを使ってフランベしてくれます。
 使うアルコールは、グラン・マニエ(オレンジキュラソー)、コアントロー(ホワイトキュラソー)、キルシュヴァッサー。最後に華麗な手つきでオレンジの皮をリンゴの皮むきの要領で剥き、オレンジ本体からクレープパンの中のクレープまで、くるくると垂れ下がった皮にブランデーを伝わせて、・び散るブランデーに移った炎でさっとフランベ。これを「スパイラル」と言うそうです。
 熱でアルコールは・んでしまうので、友人のようにお酒がダメでも大丈夫。オレンジの濃厚な香りが贅沢な、すばらしい逸品です! たしかに「デザートの女王」と呼ばれても不思議ではない、風格を感じました。


 「ラ・ベル・エポック」のなにがいいって、お料理もさることながら、ワインとスイーツがおいしいところ。特にスイーツは、卒味が苦手な私でも「オレンジピールv」「マシュマロv」「生チョコv」「フルーツたっぷりのプチフールv」「フルーツタルトv」と次々お願いしちゃうくらい、素材の風味を活かした自然な卒さ。私にとって、貴重なスイーツパラダイスです!


 食後は、廊下やロビーなどあちらこちらで着物姿やドレス姿の花嫁さんを目撃しながら館内散策。案内・を見たら、本館・別館で10組ほど披露宴が入っていました。やっぱり「オークラでウェディング」って多いのでしょうか。……6月だしね。
 本館5階の「オーキッドルーム」で「ちょっとワインを」と思い、ワインメニューを見せてもらったら、いきなりオーメドックメルローワインという私的最高ワインがグラスでオーダーできたり。
 ちょっと幸せすぎるグルメな1日を過ごしました。懐ぐあいを多配しつつも(笑)、たまにはこんな贅沢もいいものですv


ホテルオークラ」サイト
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/index.html

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