Diary For Paranoid @ hatena

思いつくまま書くブログ。最近は窪田正孝出演作品感想に特化してます(笑)。

書評

「『グランド・イリュージョン』プレミアムBOX」は劇場版+αの発見があって大満足!

「『グランド・イリュージョン』プレミアムBOX」が到着したので、日本語吹替を早速視聴。 映画館で観ているので結末も「あの人」の正体も知っているのですが、見返しても面白い! 特にオープニング&エンディング含めて9分ほどシーンが追加されているエクス…

『聖剣の刀鍛冶』16巻は、読みたかった「ヴァルヴァニル戦」後日譚

『聖剣の刀鍛冶』16巻(三浦勇雄/MF文庫)読了。15巻が出た時、「最終巻」となっていたので、「終わってしまったかあ」の感慨と共に物足りなさを感じたんですよね。聖剣を鍛え上げ、ヴァルヴァニルに挑むまでが長かったので、「え、これで終わり!?」って。…

『NO.6』の英語版コミック動画を見てみた!

ARIA編集部@ARIA_henshubu 【NO.6】アメリカで8/4-8/10のGeek Week(オタク週間)というのにあわせ、英語版コミック「NO.6」の第1話を動画にして頂きました!ミステリタッチでカッコイイです!英語の勉強にもなる?のでぜひご覧ください! http://www.youtube.…

『テガミバチ』 on Twitter

Tue Aug 10 02:30:53 2010 『テガミバチ』がおもしろい! ゴーシュが気になる気になる!! 『テガミバチ・ハンドブック』にある、「こんなかっこいいのに何故に引き込もり系のにおいが漂うのか」という鬼頭莫宏のコメントが言い得て妙。テガミバチのエースとし…

惜しい気持ちが今でも消えない巨編、「最終戦争」シリーズ

私のマンガ読書の始まりは、中学時代、友だちの家で読んだ『超少女明日香』(和田慎二/白泉社)と別の友だちから借りた『幽霊狩り』(曽祢まさこ/講談社)でした。家ではマンガを禁止されていたので、友だちの家に遊びに行ったときにしか読めなかったので…

「たんぽぽクレーター」は現実の恐怖に限りなく近いファンタジー

昨日の記事を書いていたら、「ぽぽクレ」シリーズについてもう少しくわしく書きたくなってしまった。じ、時間泥棒…… orz。 『ものまね鳥シンフォニー』と『小さき花や小さき花びら』は「もうひとつのたんぽぽクレーター」シリーズと呼ばれる作品で、小学館の…

夏の星座のもとで読むマンガ版『銀河鉄道の夜』

7月1日、集英社から「マンガで読む文豪作品」というキャッチフレーズで文庫本サイズの「MANGA BUNGOシリーズ」が創刊されました。日本の近代文学をマンガ化した書籍はすでにいくつか存在しますが、このシリーズがすごいのは、すべて描き下しマンガで7月、…

世界に「こころ」を届ける12歳の郵便配達員……『テガミバチ』

偶然、先月末に浅田弘幸のマンガ『テガミバチ』(集英社/ジャンプ・コミックス)を読んでいたので、このたび遭遇した「ゆうパック」の遅配との妙な符合に苦笑してしまいました。 2007年11月に創刊した「ジャンプスクエア 2007年12月号」で見たときから気に…

アジサイ・ブルーと『天を見つめて地の底で』

自宅近くの遊歩道に咲いている紫陽花が異様に青い……。ガクアジサイは「エゾ青ガクアジサイ」だよね。セルリアンブルーのほうは「ヒメアジサイ」? 植木職人さんに青色が好きな人がいると見た。 紫色の花はいろいろありますが、青色の花ってちょっとないです…

ディック・フランシスの小説を宣伝してみる。

ディック・フランシスの小説をたとえるなら、現代の『アーサー王物語』だと思うわけです。 アーサー王の「円卓の騎士」には、「湖の騎士」ランスロット、ガウェイン、ケイ(アーサー王の乳兄弟)、「悲しみの子」トリスタン、「世界で最も偉大な騎士」ガラハ…

神社にまつわる幕末小説『ゆめつげ』で、時代の空気を感じる

4、5年前に「時代小説ブーム」と聞いた気がするのですが、今も続いているみたいですね。書店に行くと時代小説を集めたコーナーが設置されていますし、新刊も平積み、棚にあっても面出し率が高い。もともとブームだったところに、歴史ブームも加わっていよ…

腑甲斐ないファンでごめんなさい……『XAZSA(ザザ)』

仕事で資料として必要な雑誌のバックナンバーを探すために、渋谷のまんだらけと池袋のまんだらけとK-BOOKS、ついでにアニメイトを回りました。BLゲーム系の雑誌に関しては、池袋のK-BOOKSが揃っているし、値付けも安いと学習。またの機会があれば、池袋の乙…

三読目でハマった「萌えの宝箱」……『夏目友人帳』

アニメ第一期が始まったときは、興味の大きさはアニメ>原作マンガでした。仕事でアニメについての紹介記事を書かなくてはならないという事情もありましたけどね。ところが、昨年9月にアニメ第一期が終わってから、俄然、原作マンガが気になるように……。20…

幻月が結び合わせたふたり……『幻月楼奇譚』

「Chara」2009年2月号(徳間書店刊)を購入しました。約1年に一度掲載される、今市子の『幻月楼奇譚』のためです。今のところ、単行本化を待ちきれず、雑誌を買ってしまうほどにのめり込んでいる作品はマンガも小説もないのですが、『幻月楼奇譚』は特別で…

20年越しのナイトメアのイメージ

本年12月に公開予定の映画『悪夢探偵2』の試写会に行ってきました。原作・製作・脚本・撮影・編集はすべて、塚本晋也。まさに塚本ワールドという作品になっています。主人公の「悪夢探偵」こと影沼京一を演じるのは、松田龍平。 映画の紹介はいずれ仕事のほ…

ファンタジーとサイエンス・フィクションの中間点

23日の「日記」で、たいへんな方を忘れていました。レイ・ブラッドベリ。1920年生まれで、現在も創作活動を続けていらっしゃるようです。ほっとしつつも、そのバイタリティに感服。彼より半世紀近く若いのですから、負けてはおれませんね! 『華氏451度』『…

「ニャーニャーニャーの日」&「にぃにぃの日」

今日は「猫の日」だそうで。そのせいかは知りませんが、出版社に発注していた猫の本が届きました! その名も『碧い眼をした黒猫チロ』著:宮良隆彦(定価:税込1575円 発行:サンクチュアリ出版)。 この「日記」にも書いたことがある猫blog「ふちゃぎん家」…

萌えはここにもありました──『誰か Somebody』

宮部みゆきの『誰か Somebody』(文藝春秋/文春文庫)を読了しました。ほかでも言われていることですが、著者の他作品に見られるストーリー展開の「切れ」のよさや、ぐいぐいと読者を引き込んでいく筆致の迫力がこの作品には感じられず、ちょっと残念。 読…

天国と地獄の日

池田あきこ女史の『ダヤン、タシルに帰る』刊行記念サイン会に引き続き、またまた猫の本のサイン会に行ってまいりましたv この「日記」でも紹介しました「ふちゃぎん家」のふちゃぎとエリザベスたちが写真集になったのです! 発売は10月1日(ふちゃぎが拾わ…